はじめに
40代になると、老後の生活費について真剣に考え始める方が多いのではないでしょうか。特に独身女性の場合、自分ひとりで資産を管理し、老後資金を準備しなければなりません。悲しい事実として男性よりも女性のほうが生涯年収が低いということもあり、「年金だけで暮らせるのか?」「貯金だけでは足りないのでは?」といった不安を感じる人も多いでしょう。もちろん私も40代独身女性で、さらに収入が不安定なフリーランスでもあるので、年金暮らしの両親を見ながら、遠くない老後に備えなくてはと考えています。
そこでまず最初に活用したいのが 「NISA(ニーサ)」 と 「iDeCo(イデコ)」 です。これらは税制優遇を受けながら資産運用ができる制度で、老後資金を効率的に増やす手助けをしてくれます。逆に言えば「面倒を見切れないから自分たちでなんとかしてね!」という国からのメッセージでもあると私は受け取っています。本記事では、40代独身女性がNISAとiDeCoをどのように活用すべきか、実際に私自身のシミュレーションをベースに解説します。
老後に必要な資金はいくら?
老後の生活費としてよく言われるのが「最低でも2,000万円必要」という話です。人生100年時代と言われる今、実際のところ、どのくらいの資金が必要なのか、以下にデータをまとめてみました。
総務省の家計調査(2023年)によると…
65歳以上の単身無職世帯
- 消費支出 月平均額145,430円
- 可処分所得(公的年金など実収入から税金・社会保険料を引いた額) 月平均額114,663円
- 不足分 月々3万円程度
仮に上記で 30年間 老後生活を送ると考えると、不足分は 1,100万円 超です。あれ、2,000万円に収まっている!?と思うかもしれませんが、このデータは今現在の65歳以上の方であり、男女区別なし、会社員と自営業の区別なし、ずっと独身と死別離別の区別もなしです。また、ずっと健康でいられるわけでもなく、長期の医療費や介護施設に入る場合の費用も捻出することを考えれば、2,000万円以上が必要なのは明らかと思います。
そもそも今40歳の方が25年後の65歳のとき今回と同じ計算で済むとも思えません。物価や年金がどうなっているかはまったく読めませんが、私自身の老後に必要な費用のシミュレーションをしてみました。
- 消費支出 月約20万円(医療費や介護費を考えて余裕を持った額)
- 年金 月約8万円(公的年金シミュレーター利用)
- 不足分 月約12万円
老後生活30年と考えると、4,320万円足りません。絶望的です!!
消費支出に関しては、実家に戻って家賃なしなら月10万円ぐらいでやっていけそうなのですが、どうなるかわからないので余裕を見ての額です。
実収入に関しては、フリーランスなのでほぼ国民年金のみ(厚生年金加入は約10年)なのと、少子化が加速しているので年金が想定額を下回る可能性も考えておかないといけないですね。
不足分を預貯金だけで準備するのは絶対に無理なので、まず「NISA」と「iDeCo」を最大限活用し、効率的に資産を増やしていきたいと考えています。
NISAとは?
NISAの基本ルール
NISAは 投資で得た利益に税金がかからない お得な制度です。特に2024年から始まった 「新NISA」 は、より使いやすくなっています。
区分 | つみたて投資枠 | 成長投資枠 | 合計投資上限 | 非課税期間 |
---|---|---|---|---|
新NISA | 年120万円 | 年240万円 | 合計1,800万円 | 無期限 |
40代独身女性におすすめのNISA活用法
- つみたて投資枠(年間120万円)でコツコツ投資
- 長期的に安定した成長が期待できる 「インデックスファンド」(例:S&P500、全世界株式)を選ぶ
- 毎月 1万円~10万円 を自動積立し、無理なく運用
- 成長投資枠(年間240万円)でリスクを分散
- 余裕資金がある場合は個別株やETFも検討
- つみたてNISA枠と同じ「インデックスファンド」もスポット購入可能
- 非課税のメリットを最大限活かす
- 通常、投資の利益には 約20% の税金がかかるが、NISAなら 非課税!
- たとえば 100万円の利益が出た場合、通常なら約20万円の税金がかかるが、NISAなら0円
iDeCoとは?
iDeCoの基本ルール
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、自分で積み立てて運用する年金制度で、 掛金が全額所得控除 になるのが最大のメリットです。
区分 | 掛金の上限(月額) |
---|---|
自営業者 | 6.8万円 |
会社員(企業年金なし) | 2.3万円 |
会社員(企業型DCあり) | 2万円 |
公務員 | 1.2万円 |
専業主婦(夫) | 2.3万円 |
40代独身女性におすすめのiDeCo活用法
- 節税メリットを最大限活用
- たとえば 月2万円をiDeCoで積み立てると、年間24万円が所得控除 される
- 所得税・住民税を合わせて 約30%(7.2万円)節税 できるケースも
- 長期運用で老後資金を増やす
- iDeCoは 60歳まで引き出せない ので、老後資金を確実に確保できる
- インデックスファンド中心の運用で 利回り3~5% を狙う
- NISAと併用することで最強の老後対策に!
- NISA:自由に使える資産を増やす
- iDeCo:60歳以降の年金を確保する
- 両方活用することで バランスよく老後資金を準備
具体的な投資プラン(モデルケース)
例えば、40歳から以下のようなプランを実行すると、老後資金をしっかり準備できます。
項目 | 投資額(月) | 運用期間 | 期待利回り | 60歳時の想定資産 |
---|---|---|---|---|
新NISA つみたて投資枠 | 5万円 | 20年 | 5% | 約2,060万円 |
iDeCo | 2万円 | 20年 | 4% | 約750万円 |
合計資産 | – | – | – | 約2,800万円 |
ただし、上記プランだと、私の老後資金には1,000万円以上足りません!運用期間も20年とれません!踏んだり蹴ったり!私の実際のシミュレーションは以下のとおりです。
項目 | 投資額(月) | 運用期間 | 期待利回り | 60歳時の想定資産 |
---|---|---|---|---|
新NISAつみたて投資枠 | 10万円 | 16年 | 5% | 約2,930万円 |
iDeCo | 5万円 | 16年 | 5% | 約1,460万円 |
合計資産 | – | – | – | 約4,390万円 |
利回りはリスクを承知の上で積極的な投資をするという前提での少し強気設定なので、このとおりに行かない可能性も高いですが、これで一応、老後資金は足りる計算です。エグイですねw
そんなわけで毎月15万円を投資に回す「入金力」が必要となります。節約はもちろんですが、そればかりで今をまったく楽しまないのもつまらないですし、とにかく今稼ぐ力が必要なのがよくわかります。フリーランスとしての本業のほかにも、収入の柱を作ることも考えなくてはいけません。会社員も同じで副業で稼げるようになることですね。ここは別の記事で紹介します。
まとめ:NISAとiDeCoで老後不安を解消しよう!
40代からでも、NISAとiDeCoを活用すれば 十分に老後資金を準備できます。 今すぐ行動すれば、60歳までに 2,000万円以上 の資産を作ることも可能です。
✅ NISA で 非課税メリットを活かしながら資産運用
✅ iDeCo で 節税しながら老後の年金を確保
✅ 無理のない範囲で、まずは月1万円から始めるのもOK!
老後に備えた資産形成は、早く始めるほど有利です。40代だとしても今がいちばん若いんです!遅くはありません。ぜひ一緒に、今日から一歩踏み出しましょう!