ドラマ『秘密 THE TOP SECRET』#7 レビュー

マンガ「秘密」イラスト模写

原作の中で、いちばん好きなエピソード!

薪(板垣李光人)にまさかの誤算!? 20年前の復讐を誓った元夫婦による命がけの誘拐計画! 娘を誘拐された外務大臣が選ぶのは、国家の安全か、それとも娘の命か…

千堂外務大臣(生瀬勝久)の一人娘・咲が誘拐された。警察は被疑者と思われる吉田さなえ(千葉雅子)の自宅に踏み込むが、さなえはその場で死亡。事件は最悪の展開を迎え、『第九』がさなえの脳をスキャンして咲の居場所特定を試みることになる。

MRI映像には、さなえが港のコンテナの中で横たわる、咲とみられる女子高生に、わずかばかりの水と食料を与える様子が映っていた。しかしコンテナはすでに、日本と国交のない中東の国の貨物船に載せられて出港していた。救出のチャンスは船が日本の領海内にいる間だけとあって、薪(板垣李光人)や青木(中島裕翔)の顔には焦りの表情が浮かぶ。

そんななか、さなえと千堂の接点も明らかに。20年前、国際医療支援のスタッフだったさなえの娘は、集団拉致事件に巻き込まれ、遺体が見つからないまま死亡と断定されていた。その際、中東アフリカ局長として当該国との交渉にあたったのが、千堂だったのだ。20年前の復讐(ふくしゅう)だと知った千堂は逆恨みだと激怒。『第九』の捜査にも業を煮やし、自らの立場を利用して国の機関を動かそうとするが…。

一方、MRI映像に拉致の瞬間が映っていなかったことから、薪は共犯者の存在を確信し、その矢先、さなえの元夫・淡路真人(伊武雅刀)が消息不明だと分かる。すると、薪の脳裏にはある可能性が浮かび上がり…。(公式サイトより引用)

今回のエピソードは好きすぎて、ドキドキしながら見ていました。

千堂外務大臣の政治家としても父親としてもクズな感じ、さすがの生瀬さん(褒めてます)。

一人娘の咲が誘拐され日本と国交のない中東の国の貨物船コンテナに閉じ込められている映像を見て、父親の千堂大臣は「これだけじゃわからない」といい、母親の奥様は「咲ではありません」と断言するシーン(第8話でも身代わりになった少女の母親もすぐにわかっていた)は、母親ってやっぱり凄いなと、しみじみ。

自分の立場を利用し独断で海上保安庁を動かして娘を救出しようとするが、コンテナに閉じ込められているのが娘ではなく身代わりだと知るとすぐに撤退の指示を出す大臣に向かって、私は「クソ野郎」としか罵れないのですが、薪さんの辛辣さはさすがとしか言いようがありません。

「人命の保護」は人としてあたりまえの行動。その結果生じる予測可能な「争い」の火種さえ避ける自信がないのであれば、それ程までに御自身の「外交能力」が欠如しているとの自覚がおありなら「外務大臣」の職を辞するべきだと申し上げました

本人を目の前にここまで言えるのは痺れますね。それほどまでに悲しみ怒っているということなんでしょうけど。実の娘ではなくてもコンテナにはまだ、生きているかもしれない誰かの大切な娘さんがいるわけですからね。ここのシーンで20年前の事件の復讐というブーメランが効いてくるんですよね、すごい構成力だわ(第8話でわかります)。

このセリフを聞いた大臣が、まったく納得したり反省したりもせずに、「その物言いでよく『警視正』にまでなれたな」と言うんですが、それに対する薪さんの返答もいいですよね。

「だからまだ『警視正』なんです」

蛇足ですが、原作ではこのとき、横にいた青木が「その上は警視長ですよ…」と小声で突っ込むのも好き(笑)。

ちなみに警視正になるにはキャリアで15年ほどかかるそうです。大卒キャリアだとして37歳ぐらい?その後、警視長になるには22年ぐらいかかるそうで44歳ぐらい?薪さんどんなに若くても30代後半という設定にしておかないと辻褄が合わないですねw板垣李光人くんは実際には20代前半だから、精神年齢30代後半の役なかなか大変だけど、いい感じですよ!上から目線ですみませんw

大臣との対峙のあと階段でうずくまり嘆き悲しむ薪さんは、マンガから飛び出してきたの?というようなフォルムでした!

このエピソードは1話で終わらないですよね、次の第8話は後編!ブーメラン返しが強烈なはず。

ドラマ「秘密 THE TOP SECRET」公式サイト


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この記事を書いた人

独身、女40代前半。
死ぬまでひとりで生きていくために、ひとり時間を充実させていきたい。
ただし、社会的なつながりはある程度必要と思うので、特に老後をどうするかを模索中。

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