できるだけ想像力を働かせて、様々な境遇の人たちの想いに気づける人になりたいものです。
見つかったのは“掘り返されるべきではなかった死体”!? 雪子(門脇麦)の友人をめぐり薪(板垣李光人)と雪子が真っ向から衝突。青木(中島裕翔)が見つけた、20年以上前の衝撃の真実とは…!
法医第一研究室に、団地跡から見つかったという屍蝋化(しろうか)死体が運び込まれてくる。低温で高湿度など特殊な環境下だったため、ミイラ化せず原型をとどめているその死体は、雪子(門脇麦)の見立てによると、20~25年前に埋められたものだという。下腹部に刺し傷が集中しており、その残虐な手口から、雪子は『第九』で捜査すべきだと薪(板垣李光人)に進言するが、薪は頑なに拒否。結局「どうして拒否するのか」と薪に食い下がった青木(中島裕翔)が、1人で捜査することになる。
そんななか、雪子は久しぶりに会った友人の浜田葵(藤間爽子)から、結婚式の招待状を渡される。聞けば、婚約者の早瀬翔(木田佳介)とはすでに一緒に暮らしているものの、男手一つで育ててくれた兄・尚(橋本淳)は翔のことを快く思っていないという。それでも、幸せそうな葵の姿に笑みがこぼれる雪子だったが、そこへ突然薪が現れ、初対面の葵に「この結婚は考え直したほうがいい」と告げ、葵が隠していたあることを指摘。葵は耐えきれずその場から去る。雪子は、薪のあまりにデリカシーのない言動に憤慨し『第九』に乗り込んでくるが、薪は無礼を詫びるどころか、雪子が友人の異変に気づかなかったことを責める。
一方、屍蝋化死体のMRI映像再現に苦戦していた青木は、ようやく画面に映ったある人物に驚愕して……。(公式サイトより引用)
今回のエピソードはかなりヘビーでしたね。ほぼほぼ原作通りで、薪さんの台詞が刺さる、刺さる(苦笑)。
父親のDVから一人逃げて、妹に殺人を犯させてしまったと悔いるお兄ちゃん。兄・浜田尚役の橋本淳さん、雰囲気が好きな俳優です。ちょっとしか出番はなかったけど、素晴らしい演技でした。最後に見たのが泣き叫ぶ妹の姿なんて切なすぎるね。薪さんの淡々としたお兄ちゃんの手記を読む声が、普通に幸せに暮らして来れなかった人の悲しさが伝わってきます。
見るべきではない脳。暴くべきではない秘密。どんな極悪人でも殺すことはいけない、犯人は裁かれるべきなのか。殺されても当然の悪い人間ならよいのか。こんな考え方は表面的すぎて、もっと深く人間を知り、黒でも白でもないその他の広いグレーゾーンの中で答えの出ないものが今回のテーマだったような気がする。そもそも誰も幸せにならないのなら、今回の真実は闇に葬ってよいと思える警察官である薪さんという人間の優しさが染みる回でした。
原作がやっぱり神作品なんだな。
また、薪さん役にしては若すぎると思っていた板垣李光人くんが、薪さんが板についてきた感じがして嬉しい(親目線?)。「想像力がない」ストレートにぶっ刺してくるこのセリフのすごみがよく出てて、ああ薪さんだな~と。あと今日のスーツは仕立てがよくて好き。今まででいちばんフィットしてる気がします。きっとオーダーメードですよね。
いまだ岡部さんのおかん感が足りないのですが、「薪さんいじわるって言っちゃった」を聞いての大爆笑シーンはシリアスシーンが多いこの回の唯一の癒しでした。
次の第7話は外務大臣のエピソード!!大がかりすぎてカットされるかと思ったけど、やってくれるの嬉しい!薪さんの優しさと強さが伝わる大好きなエピソードです。
